45才男性、人間ドックで腎臓の異常を指摘され来院されました。当初クレアチニン1.86で経過観察していたのですが、徐々に上がり始め、お腹の張り・腹痛を訴えられるようになりました。2年程経過観察をしていたのですが、クレアチニンが4.91に上昇したこともあり、泌尿器科専門医と相談の上、手術目的で他院へ紹介となりました。
写真を下の以前紹介した腎疾患の写真と見比べてみると、のう胞によって腎臓のサイズがかなり大きくなっているのが分かると思います。
多発性のう胞腎とは、腎臓にのう胞(水がたまった袋)がたくさんできて、腎臓の働きが徐々に低下していく、遺伝性の病気です。腎臓にのう胞がたくさんできてくると、腎臓が大きくなり、腹が張ってきます。また高血圧を合併することが多く、脳出血なども通常より高い頻度で起こります。徐々に腎機能が低下していき、腎不全となり、透析療法が必要となります。しかし腎不全に至らない患者さんもいます。高血圧の患者さんは血圧のコントロールが必要になります。
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Date: 2007/04/03(火)
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