X線CT ProSpeedUの紹介
寝台の昇降はフットスイッチでも本体上部のスイッチでも出来ます。フットスイッチが付いてるのは非常にありがたいです。両手があくので患者さんにアクセスしやすいです。寝台の移動速度も速く、以前の他社のCTより使いやすく感じます。本体上部のスイッチは、私は使いやすいのですが、背の低い方には少し使いづらいかもしれません。また左の写真の黒いフットスイッチを踏まないと機能しないので、ときどき「動かない!」と焦ります。機能的にこのインターロックは必要無いようにも思いますね。 通常は寝台やガントリーの移動スイッチは左右に付いているんですが、このCTは本体上部中央一カ所のみです。コストダウンのためなのかどうかは分かりませんが、これはこれでボタンの押し間違いが無くて良いように思います。以前のCTは左右にあったのですが、ボタンの配置が線対称だったので良く押し間違えてました。気に入らない点はレーザーポインタが押してから点灯するまで数秒のタイムラグがあることと、前述の黒いフットスイッチを踏まないと機能しないことですね。
頭部の撮影台です。寝た感じは非常にナチュラルで、OMラインも自然な感じで合わせることが出来ます。以前のCTは背中の曲がったお年寄りなんかは、あごが突き出た感じになり、ポジショニングが非常に難しかったのですが、この撮影台はポジショニングがとても楽です。固定バンドもクロスして固定するため、良好に固定できます。しいて悪い点をいえば固定バンドが外した状態ではクレードルに固定されていないため、良く落ちることでしょうか。以前のCTは普通のランプだったため見にくかったのですが、レーザーポインタも赤で非常に見やすいです。
躯幹部の撮影の際に、ガントリーの内側に、息止めの残り時間がカウントダウンされます。手前側と奥側の両側に付いていて、患者さんに非常に好評です。息止めの練習が出来るのも良いですね。
躯幹部の撮影の際に使うエクステンション、ワンタッチで装着できます。片手で楽に持てる軽さで非常に使いやすいです。
寝台は以前使ってた、他社のCTの寝台と比べ、幅が狭く硬いです。しかしながら狭いがゆえに必然的に台の中央に寝る様になるので、ポジショニングするのはこちらの方が楽ですね。昼寝をするには寝心地が少し悪いですが....(^^; 足を乗せる台を写真のように使用することで、ほとんどの人の腹部検査がFootFirstで施行出来ます。この付属の補助具はかなり使えます。
寝台をあげたときに下に空間が出来るので、掃除がしやすいです。また介護用電動リフトの足が入るので、こうした器具を使った患者移動が可能です。以前使ってたCTはこれが出来ませんでした。
操作部と患者監視モニターです。どちらも液晶で、机が非常にスッキリしています。操作キーボードは使いやすく気に入ってますが、ボリュームダイヤルが使いにくい位置にあり、音量がどの程度か目で見ることが出来ないのが不満点です。あとWW,WLを変えるダイヤルが基本的にありません。昔のGEのCTはトラックボールで操作してたのですが、この辺は改良して欲しいですね。マウスでWW,WLを調整するのって結構操作性悪いんですよね。
本体コンソールも非常にコンパクトで机の下に収納出来ます。本体にUSBポートが付いていて、画像データをJPEGに限りますが、USBメモリに保存出来ます。この機能には驚きました。CT本体にUSBポートが付いているのは始めて見ました。
リモートメンテナンス用のルーターです。こっそりCisco製のルーターだったりするところがさすがGEだなと思います。またDVD-Rドライブも標準装備で、画像データをDicomビューアーと一緒にメディアに出力出来ます。といっても出来上がったものは非常に動作が重く、他のDocomビューアーで閲覧する方が現実的ではあります。この点はメーカーさんに改良して欲しいものですね。
← 戻る
次へ →