小林クリニック院長のBlog
今日から無床診療所
 正式には今日から、実質的には先週末から小林クリニックは病室を廃止して無床診療所になりました。開業以来20年と7ヶ月、入院患者さんがいない日は一日もなかったのですが、先週末から夜は誰もいません。月水金曜日は夜間透析があるので夜遅くまで明かりがついていますがそれ以外の日は夕方以降は真っ暗です。

 私は相変わらずトレーラーハウスで愛犬ソーサとマリーと一緒に当直をしています。ちょっと寂しい感じ。でも入院患者がいないので、月水金曜日以外は自宅で夕食を食べることにしました。孫達の顔を今までよりたびたび見ることができるのはよかったかな。

 病室を廃止した理由は、増え続ける透析患者さんに対応するには、病室を壊して透析室に改装することが第一です。

 これからまだ長い間、元気に透析の仕事を続けるためには、病室も透析も一般の外来も何もかも一人でやっていくのは無理な年齢になったことも理由の一つです。

 やむを得ず他の病院へ転院して行かれた長期入院患者さんの顔が浮かびます。

 5月中旬には病室を壊して透析室を拡張する工事が始まります。
Date: 2012/05/01(火)


軽傷インフルエンザに注意が必要
インフルエンザが大流行中です。A型が多いのですがB型もぽろぽろ有ります。

肺炎を合併するような重傷の方もいますが、熱もたいしたことがない軽傷の方もいます。37.2度の熱でインフルエンザが心配と昨日受診された方もA型インフルエンザでした。この様な軽傷の方を今年は大勢経験しました。

この程度なら病院にかからず、学校や仕事に行く人も多いでしょう。自分ではインフルエンザにかかっていると知らず、他人に移してしまうことになります。

たいしたことがないと思っても早めに受診して検査を受ける必要があると感じています。
Date: 2012/02/11(土)


肺炎

1月9日午前2時頃突然の寒気とふるえで目がさめました。がたがたとふるえが止まりません。とにかく寒いのです。トイレへ行っても体中がふるえました。汚いはなしですが外へこぼしそうでした。何かかけようと思っても掛ける物もない。一時間ほどすると今度は熱くて熱くてこれは熱が出たと思ったのですが、体温計がない。仕方ないので病棟へ電話して、体温計と冷たいお茶と座薬を持ってきてもらいました。

座薬を入れてしばらくすると汗がたっぷり出て38度くらいに下がりました。これはインフルエンザにかかってしまったと思い、まだ職員が誰も来ない内にと考えて朝6時に診察室まで這うようにしていき、インフルエンザ診断キットを2セットとインフルエンザ治療薬を持って帰りました。

もしインフルエンザなら透析患者さんや入院患者、クリニックの職員と顔を合わせられないので、トレーラーハウスにこもって電話連絡で指示を出すようにしました。熱が出始めてから6時間目の9時に検査をしましたが、インフルエンザは陰性でした。12時間目の午後3時にも陰性でした。熱は37℃台に下がっていました。軽い咳があるだけで、関節痛や筋肉痛もなく全然しんどいと思いませんでした。

これはインフルエンザではないなと思っていたら、透析患者の一人が帰宅してから様子がおかしいということでこられました。頭部CTを撮るため放射線技師の橋本君を呼びだして撮ってもらいました。CTは特に異常を認めませんでした。インフルエンザでなさそうだったのであまり近寄らないように診察し、その日は入院して様子を見ることにしました。

そのあと橋本君が「先生熱が有るんならレントゲンを撮りましょう」というので撮ってもらうとなんと肺炎らしいのです。CTも撮りました。CTでははっきりと立派な肺炎の影が映っていました。

あまり咳も出ないし、胸も痛くないし、熱も37℃台にさがっていて全く肺炎らしくありません。急患が来て、橋本君をたまたま呼びだしていたので、早く診断できたのです。

抗生物質を内服開始し、抗生物質の点滴もしてもらいました。

年末から正月も一日も休まずはたらきつづけた事の疲れが出たのでしょうか。8日の日曜日だけは何も仕事がありませんでした。1日休んだから罰が当たったのでしょうか。

今日はもう熱もほとんどなく咳も出ません。仕事も普通にできました。でも安心は禁物です。職員の一人からしかられました。「せんせい、体のことをもっと大切にしないと」と。そうです。もうあまり無理ができる年ではないんです。これからはなるべく負担を軽くして仕事をしたいと思います。これにはスタッフの協力も必要です。みんなができるだけ私に負担を掛けないように思ってくれればいいのですが。つまらないことでイライラさせられると血圧も上がります。何でこんな事がと思うことが有れば、大声で怒りまくったりするようにもなります。

今回肺炎になったことで、後継者がいることがいかに大切かを再認識しました。はやく立派な後継者が育つといいな。

Date: 2012/01/10(火)


インフルエンザ第1号
1月2日今期初のインフルエンザ患者がありました。
12月31日から高熱があったが、2日の朝は下がっていたので仕事にいった。昼前になって寒気がして熱が上がり声も出なくなったので、お昼頃に受診。A型インフルエンザでした。

朝熱がないからといって仕事には行かない方がいいですね。インフルエンザなら熱がなくなっても2日間ぐらいはまだ人に移す可能性があります。

この冬小林クリニックで最初のインフルエンザでした。

夕方また別の高熱の子供さんが来ましたが、インフルエンザではありませんでした。

これからインフルエンザのシーズンが続きます。
Date: 2012/01/04(水)


お正月
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日から今年度の透析が始まっています。透析患者さん達もお一人をのぞいてお元気に正月を迎えられているようです。そのお一人は元旦の朝から腹痛、嘔吐があり午前中に一回、午後に一回、夕方にも一回受診され、3回目はとうとう入院ということになってしまいました。でもすぐに回復しそうです。

昨日まで毎日一人は外来受診の方がありました。今日もあるのかな。

元旦は朝病棟の申し送りを聞き、入院患者さん達に変わりのないことを確かめてから自宅へ帰りました。おせち料理と雑煮を食べ孫達にお年玉をあげて、10時頃にはクリニックへ帰ってきました。帰る前に沖田神社に初詣と思ったのですが、何か予感がして初詣はやめて帰りました。

しばらくすると予感が当たったのか腹痛、嘔吐の透析患者さん。嘔吐止めの座薬を処方。午後になって同じ人が、腹痛が止まらない、嘔吐した、座薬を入れたのにそのままでてしまっていたと2回目の受診。痛み止めの注射をし、エコー検査で便がたくさんたまっているのを確認して、嘔吐止めと下剤の座薬を入れて様子を見ることに。夕方5時頃痛みが止まらないと3回目の受診。とうとう入院することになりました。ちょうど3回目の連絡があった直後に、2歳の子供さんが熱が高いので診てほしいという電話があったのですが、腹痛の方に時間がかかりそうだったのでとても二人は診られないと思いどこか救急病院への受診をおすすめしました。

今日透析前に腹部のレントゲンとCT検査をしましたが、下剤をかけて便がたくさんでれば何とかなりそうです。

元旦だけは休みの予定だったのですが、結局朝、午前、午後、夕とほぼ一日中仕事でした。毎年のことなのでこんなもんでしょう。
Date: 2012/01/02(月)


車をぶつけてしまった
昨日、木曜日なので午後に自宅へ帰りました。二人の孫たちが待ちかねたように「マルナカへ買い物に行こう」とねだります。2週間に一回はつきあわされます。昨日も二人を乗せて小林クリニックの近くのマルナカへ行きました。

年末のためか駐車場がいっぱいでした。奥へ進もうとしても前がつかえて進めません。一番手前が開いていたのでそこへ入れようとバックをしたら突然クラクションの音が聞こえその瞬間にドカンという音がしました。後ろに車が止まっているのに気づいていなかった、というより見ていなかったのでしょう。

相手の方に怪我はありませんでした。それだけはほっとしました。車はお互いに少しへこみましたが、私の方が100%悪かったので私の車のへこみ方の方がひどかったようです。通行のじゃまにならないところに車をおいて、警察を呼びました。保険会社のMさんにも連絡してきてもらいました。

孫たちはママに連絡して連れてかえってもらいました。買い物ができなくて残念そうでした。

小林クリニックの職員たちにはかっこわるいので黙っていて秘密にしておこうと思っていたのですが、今朝透析室にいると昨夜の当直看護士が「先生、昨日事故をしたの?」と来ました。入院患者の娘さんが夕方クリニックへ来る前にマルナカに立ち寄り私の事故を偶然目撃していたのです。朝の内に職員全員にばれてしまいました。秘密なんてできないものですね。

昨日このブログに今年は大変な一年だったと書いたばかりなのに、今年の最後を自分の悪いことでかざってしまいました。

相手の方には今日お詫びの手紙を書き、近くのお菓子屋で菓子を買い一緒に送りました。送ってから調べてわかったことですが、お詫びの手紙は縦書きが普通で、横書きはだめということでした。横書きの手紙を送ってしまったのです。常識のないこと嫌になりますね。悪いことは続くものです。
Date: 2011/12/30(金)


正月休み
今日から小林クリニックの外来は年末年始の長いお休みに入ります。本来は12月30日から1月4日までが休みなのですが、今年は前日の29日が木曜日、1月5日も木曜日、木曜日は外来を休診日にしているので、29日から5日までの8連休になってしまいました。

急患には対応していますので、急病の時は電話をかけてください。いつでも私に伝わります。そういえば開業以来正月の3が日に急患がこなかった年はなかったような。

透析は休みがないので私は毎日仕事です。元旦は透析もお休みで、朝病室をのぞいて変わったことがなければ自宅へ帰ります。孫たちがお年玉を待っている。

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プラス改定で「事実上、要望認められた」−民主・厚労部門会議
医療介護CBニュース 12月27日(火)16時30分配信


冒頭、あいさつする長妻座長(27日、衆院第二議員会館)

 民主党の厚生労働部門会議(座長=長妻昭衆院議員)は27日、厚生労働省の2012年度予算案などついて、同省からヒアリングを行った。終了後、記者団の取材に応じた岡本充功衆院議員によると、全体(ネット)の改定率が0.004%、医師の人件費などに当たる「本体部分」が1.38%引き上げとなった同年度の診療報酬改定については、「一定の評価があった。部門会議として要望したことが事実上、認められたという評価だった」という。

 12年度診療報酬改定の改定率をめぐっては、同部門会議が16日に決議した提言の中で、ネットで0.19%、本体部分で1.55%のプラスとなった10年度改定の改定率を下回らないよう要望していた。
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「医師の人件費などに当たる本体部分が1.38%引き上げとなった」医師の収入が増えるような書き方ですね。医師や、医療従事者へ回るお金はありません。増えた分のほとんどが赤字解消に使われるだけです。多くの病院や診療所は赤字経営です。医師や医療従事者はまるでボランティアのように働いているのです。

医者は金持ちという先入観がこの様な記事を生み出しているのでしょう。医療問題について報道する人は、もっと医療現場の実体を知ってもらいたいですね。

今年は大震災や大津波、台風12号の被害や洪水など大変な一年でした。来年の年末には、「今年はいい年だった」といえる年になるのでしょうか。消費税の値上げは来年の悪いニュースの一番でしょうか。
Date: 2011/12/29(木)


99歳の誕生日

12月3日はわたしの父の誕生日でした。大正元年生まれ、99歳になりました。

父は高度の難聴で何を言っても聞こえませんが、手足はしっかりしていて、歩くこともできるし、自分の部屋の重たい机を動かしたり、窓の外の木の枝が部屋に日当たりが悪くなるからとのこぎりで切ってしまったり、何でもできます。食事もよく食べます。元気なのです。

わたしの長男の妻の提案でその日誕生日のお祝いをしました。近くにいる長女夫婦の家族も駆けつけてきました。ごちそうはすき焼き、ケーキも用意されていました。ケーキには99のろうそくが立てられています。

孫の(父からはひ孫)さやか(4歳)が「おじいちゃん 99さい おめでとう」と書いた手紙を渡しました。

みんなからのプレゼント「ベスト」は娘の子供のはると君(6歳)が渡しました。

父は大変喜んで、送られたベストを着込み、言いました。「4人のひ孫に囲まれて、4世代で暮らせて、日本一幸せな年寄りだ。まだ死ぬような気がしない。先日日本で最高齢の方が115歳でなくなったというニュースを見たがあと16年ある。それまで生きておれるかどうかわからないけど、長生きしたい。」

この前までは、耳が聞こえない、足が痛いなど早く死んだ方がいいと言っていたのですが・・・。
Date: 2011/12/05(月)


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