小林クリニック院長のBlog
第25回院内研究発表会
10月27日土曜日、午後3時から第25回院内研究発表会が開かれました。
演題は次の通りです。
01. 栄養科  :食事摂取傾向調査に関する考察     

02. 栄養科  :当院外来透析患者における運動習慣と自己管理の関係
          
03. 栄養科  :聞き取りと計量による嗜好調査

04. 栄養科  :体格から見た栄養所要量の検討

05. 外 来   :シャントPTAとシャント設置術を比較

06. 医事課  :職場検診実施後の実態調査      
         
07. 放射線科 :エコーを用いたシャント血流量および血管抵抗指数の測定
          
08. 事務長  :診療報酬改定が透析に与える影響

09. 透析室  :透析室での防災への取り組み〜災害時におけるアクションカードの検討〜
          
10. 透析室  :当院透析室における認知症の実態調査 簡易式スクリーニングテストを実施して
           
11. 透析室  :当院透析室におけるインシデント・アクシデント報告の現状分析

12. 透析室  :透析患者の掻痒症の実態調査

13.臨床工学科:腎性貧血に対する静注鉄剤の使用状況

14.臨床工学科:透析セットの改善を試みて

小林クリニック開業から3年目、全職員が日常業務に埋没することなく,各人が1年に何か一つでもテーマを決めて研究し発表するようにしようと始めた院内研究発表会です。以後毎年途切れることなく25年続けてきました。よく続いたものだと感心しています。最初の頃は発表の仕方やスライドの作り方を教えることから始まりましたが、今では私が教えることは全くなくなりました。スライドの作り方も大変上手になっています。喜ばしい限りです。これを透析懇話会や透析医学会に発表できればより喜ばしいのですが・・・。健闘を期待します。
研究の成果が業務の改善に役立ち、患者サービスの向上にもつながっていると確信しています。8月頃から各職場で構想を練るために相談する姿や、スライドを作っている姿、原稿を書いている姿、原稿を読む練習をしているところ、私がそばに行くと隠してしまいますが、だいたい何をやっているのかは想像できます。日常業務が忙しい中こうして発表の準備をしているところをみると、うれしくなります。
何よりも職員全体で取り組んでいるという点がすばらしいのです。私が以前勤務していた病院でも院内研究発表会が開かれていましたが、取り組むのはほんの一握りの熱心な人だけでした。
来年以降も途切れずに続けられることを期待しています。
Date: 2018/10/29(月)


憲法と聖書の精神はにている。
尊敬していた日野原重明先生が105歳で亡くなった。生涯現役を貫き、つねに弱い人たちの立場にたち、患者と対等の立場で医療を行ってきた。100歳を過ぎても現役で働いている姿に私は感動していました。またこの2年前の記事にあるように平和主義者でもありました。
70歳にもならない私は早く医者をやめたいなんて思っているのに日野原先生のがんばりには驚嘆です。
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戦時中スパイ嫌疑、取り調べ受けた 103歳医師・日野原さん
2015年9月26日16時30分

 医師の日野原重明さん(103)が、自身が名誉院長を務める聖路加国際病院(東京都中央区)で働いていた戦時中の体験を児童書にまとめた。交戦国の米国と縁が深く、複雑な立場にあった病院が、戦争にまつわる記録をまとまった形で公表するのは初めてという。

 25日には病院で会見を開き、今の政治状況を踏まえ、「日本国憲法は変えるべきではない」と語った。

 タイトルは「戦争といのちと聖路加国際病院ものがたり」(小学館)。同書によると、病院は1902年、米国聖公会のアメリカ人医師が設立。41年12月に太平洋戦争が始まると、外国人患者もいたことから、軍部の監視対象になった。日野原さん自身もスパイの嫌疑をかけられ、特別高等警察(特高)の取り調べを受けたという。

 43年には「大東亜中央病院」への改称を強要され、屋上に立っていた塔の十字架も切断された。45年3月の東京大空襲では周辺の民家まで火の手が迫ったものの、延焼は免れた。2カ月後に米軍は、「米国より日本への賜物(たまもの)」の説明とともに病院の写真が載った宣伝ビラ(伝単)を空からまいており、日野原さんは「(戦後の)接収を前提に、病院を空襲の標的から外したのだろう」と推測している。

 日野原さんは会見で、「憲法と聖書の精神は似ている。殴られても、殴り返してはいけない。辛抱しなさいという考え方だ」と強調。さらに解釈改憲について、「私はそれには絶対反対ですよ」と述べた。(寺下真理加)
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私の父も今年12月には105歳になります。耳は聞こえませんが頭はまだシャントしています。父も戦時中特高警察の取り調べを受けたことがあると言っていました。その父も「今の憲法は日本の宝だ」と言っていたことがあります。
安倍内閣が解釈改憲を繰り返しし、さらにこれから憲法そのものを変えようとしているとき、日野原先生のこの言葉を思い出さなければならないでしょう。
Date: 2017/07/18(火)


真珠湾で安倍首相が世界に向けて大嘘を行った。
安倍首相は今朝真珠湾で演説しました。テレビのニュースでその演説を聴いていた私は、この男は何でこんな嘘をつくのかとあきれてしまいました。大嘘つきなのは前から知っていたのですが、世界中が注目している前でこんな大嘘をつくなんて恥知らずもいいところです。

「 戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いてまいります。

 この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固いその決意を日本国総理大臣として表明いたします。」(安倍首相の演説より引用)

第2次安倍内閣が発足して以来、この演説内容とは全く逆の方向へまっしぐら進んでいるではないですか。機密保護法の強行採決。閣議での集団的自衛権の容認、昨年の安保法案(戦争法案)の強行採決、今年は南スーダンへのPKOでの駆けつけ警護、憲法改悪論議など、戦争をしない國から戦争ができる國にする準備をちゃくちゃくとすすめています。
 
安倍首相は右翼団体「日本会議」の議員連盟名誉顧問です。安倍内閣の閣僚の多くも「日本会議」のメンバーです。この団体は明治憲法を復活させることを第一の目的にしています。つまり戦前の日本に戻せと行っているのです。日本はまだ戦争に負けていないとまで言っています。安倍内閣の政治姿勢はこの「日本会議」の思想に沿っているのです。

 「戦争の惨禍は二度と繰り返してはならない。私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを貫いてまいりました。戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は静かな誇りを感じながら、この不動の方針をこれからも貫いてまいります。

 この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固いその決意を日本国総理大臣として表明いたします。」

これほど白々しい言葉はありません。「寛容」などと言うきれい事をいくら並べてみても、この大嘘だけで日本人は嘘つきだと世界中に公言したのです。

マスコミは一斉に「歴史的な快挙」と礼賛していますが、私には「歴史的な恥さらし」としか見えません。
Date: 2016/12/28(水)


「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議
 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊さんのブログ記事が「炎上」している。きっかけは2016年9月19日に公開した、人工透析患者にまつわる記事だ。長谷川さんによると、人工透析患者のほとんどは「自業自得」の生活習慣が発病の原因なのだという。
 記事によると、人工透析患者の「8〜9割」は「『自業自得』の食生活と生活習慣が原因」。「バカみたいに暴飲暴食を繰り返す」「腹は出る、腰は痛める」などした結果、糖尿病を発症し、人工透析患者になるというパターンが「かなりの割合に上る」という。
また、人工透析患者の多くは「身体障害者1級」に認定されることから、「公共交通機関の利用料の半額」「タクシーの初乗運賃の無料チケットが貰える」「高速道路の利用料金の半額」といった優遇措置も受けられるそうだ。さらに、透析治療を通じて医療機関に流れ込む障害者年金は「金の成る木」であり、透析を中心にやっている病院は「大変なもうけを毎月出しています」という.
以上J-CASTニュース9月21日配信
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こんな話は大嘘です。
人工透析の患者のうち糖尿病が原因で腎不全になった人の割合は30%台です。糖尿病が原因であったとしても、いくら食餌療法や運動、インスリン治療、規則的な生活をしていても、いったん糖尿病性腎症になってしまうと、どんなに努力をしても腎不全は進行し、透析が必要になることが多いのです。

また慢性腎炎が原因で透析を受けるようになる患者さんも多いのですが、進行型の腎炎ではいくら食餌療法や薬物療法をしても透析に至る方は多くいます。中には急速進行性腎炎と言って、発症して数週間のうちに透析が必要になる病気もあるのです。多発性嚢胞腎という病気のために透析を受ける方も多いのですが、これは先天的な遺伝性疾患です。

これらの人たちが透析を受けているのは自堕落な生活を送ってきたからではありません。むしろ殆どの人たちが、透析を受けないですむようにいろいろな努力をしてきたのに、透析が必要になるほど病気が進んでしまったのです。

透析患者さんの多くは、厳しい食餌療法、水分制限をしながら病気と闘っています。

ほんの一部に医師や看護師の指示に従わず食べ放題、飲み放題で様々な合併症を引き起こしている人がいることは事実です。食べ過ぎ、飲み過ぎで胸に水がたまり呼吸が苦しいと夜中に飛び込んでくる人もいます。長谷川氏の言うように8〜9割が自堕落な生活をしているのでなく,8〜9割以上の患者さんは真剣に病気と闘っているのです。

透析を受けなければならないために働きたくても働けない人たちも大勢います。障害者年金はそうした人たちが生活していくために必要なお金であって、障害者年金が医療機関に流れ込むなどと言うのは大間違いです。

この人の思想は先日相模原市で起きた障害者施設での大量殺人事件の犯人と同じものだと思われます。

本当のことを知らずに書いたのか、嘘と知りながら書いたのかはわかりませんが、元アナウンサーというのですから現役アナウンサーの時は嘘だらけの報道をしていたのでしょう。


Date: 2016/09/24(土)


アメリカがイージス艦を南シナ海に派遣。
昨日のニュースによると、アメリカが南シナ海の南沙諸島、中国がこの地域の岩礁を勝手に埋め立てて軍事基地にし、周辺12海里を中国領土だと勝手に言っている地域に、イージス艦を派遣しました。勝手に自分の領土だと言い張る中国もメチャクチャですが、平和的外交的手段で解決すると言っていたアメリカがいきなり軍艦を派遣するのも挑発的です。軍事衝突が起きたらどうするのでしょうか。

アメリカが、この時期にいきなり軍艦をこの地域に投入したのはなぜでしょうか。私には、日本で戦争法案(安保法制)が成立した直後を狙ったとしか思えません。アメリカ軍と中国軍がドンパチを始めたら、集団的自衛権を行使してすぐにでも自衛隊を派兵できる体制ができたからではないでしょうか。

安倍内閣は喜んで自衛隊を派遣するでしょう。そのために戦争法を強硬に成立させたのですから。日本を戦争に巻き込むことはない言っていたのに、やはり戦争に巻き込む戦争法だったのです。自衛隊員に犠牲が出るでしょう。日本国土にも中国から攻撃があるかもしれません。

中国からすれば遠く離れたアメリカを攻撃するより、すぐ目の前の日本を攻撃する方が簡単に決まっています。
Date: 2015/10/28(水)


愛犬マリーが亡くなった。
黒ラブのマリーが今朝亡くなりました。

15歳と9ヶ月でした。最近殆ど歩くこともできず、少し歩いてもゼーゼー言っていました。散歩も殆どできなくなっていました。でも昨日も朝ご飯と晩ご飯は食べたのです。

今朝5時半散歩に連れて行こうと思ったら呼吸が止まっていました。
食いしんぼのマリーなので、どんなにしんどくてもご飯だけは食べていたのです。

15年以上トレーラーハウスで一緒に暮らしました。
昨年5月に雄のソーサも亡くなったのでとうとう私一人になってしまいました。でも二人とも15歳以上生きたので、大型犬にしては珍しいほどの長生きでした。寂しくなりました。
Date: 2015/10/08(木)


休日当番医
今は9月19日から23日まで5連休でシルバーウイークと言われる大型連休の最中です。21日月曜日は小林クリニックが当番医でした。大型連休のためでしょう、朝から大勢の人が駆けつけ、午前中は待合室には常に10人以上の患者さんが座っている状態でした。すべてが新患なので受け付けも大変です。ようやく患者さんいなくなって昼ご飯を食べたのは午後2時でした。
休日当番医を受診する人は、「この時間に行っても当番医やスタッフは昼ご飯の最中じゃないかな」などとは考えないのでしょうね。
その後も多くの方が来られて5時過ぎに終わりました。

普段の日曜当番の時はぽつりぽつりとしか患者さんが来られないのでゆっくりできるのですが、さすが大型連休の当番医だなという感じでした。

一番困ったのは、「普段はほかで薬をもらっているが、連休があるのを忘れていてくすりがなくなった。」と言う人が2人もいたことです。そのうち一人は、大勢の患者さんが待っている前で、「いつもよそで薬をもらっているんだから順番なんか関係ない。すぐに薬を出してくれ。」とごね回り受付を混乱させました。結局その人は「これから葬式に行くから、3時にまた来る。」と帰って行きました。
他院で処方されている薬と同じものを出してあげないといけないと言うことで、当院においていない薬は電子カルテに新たに登録し院外処方せんにし、今日空いている調剤薬局のリストをコピーして「この中の近くの薬局に行って薬をもらって下さい。」と説明しました。
薬をもらうだけだから順番を飛ばして薬だけ早く出してくれと言うような勝手なことを言う人は常識というものを知らないのでしょうね。
小林クりニックではいつもかかっている人でも診察を受けないのに薬を出すと言うことをしていません。それは医師法違反です。ましてや、始めてこられた人に診察もせず薬を出すことなどできないのです。しかも順番を通り越して。3時に来たときにはおとなしく診察室に入ってきましたが。よほど皮肉の一言も言ってやろうかと思ったのですが、またもめてややこしいことになると面倒なので、ぐっとこらえて皮肉はやめました。

そういえば1月2日の当番医の日も大変でした。インフルエンザが大流行で来る人来る人皆高熱です。車が駐車場にあふれ道路に車が並びました。透析室のスタッフが交通整理係をするほどでした。
検査をすると皆インフルエンザ、70人以上の患者さんのうち50人以上がインフルエンザでした。
この日はとうとう昼ご飯は食べる暇がなく終わったのは午後7時でした。
自分にインフルエンザがうつらなかったのが不思議なようです。
Date: 2015/09/23(水)


とうとう戦争法案が無理矢理成立した。
国民の過半数が反対していた戦争法案、賛成反対はともかくとして今国会での成立に反対していたのは国民の3人に2人。国会で多数を占めているからといって民意を全く聞こうとしなかった安倍内閣に心から怒りを感じます。
Sealdsの学生達がデモで「民主主義とは何か」と叫んでいましたが全くその通りです。
70年前二度と戦争はしないと誓った日本が、いつでもどこでも戦争ができる国になろうとしています。
このままではヒトラーのナチスドイツが、憲法違反の法律を次々と作って第2次世界大戦に突入していったときと同じ状態になります。
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「デモは民主主義の発露」違憲論議の口火、長谷部教授
朝日新聞デジタル2015年9月19日11時05分
長谷部恭男・早稲田大教授
 6月の衆院憲法審査会で、安全保障関連法案を「憲法違反」とした憲法学者3人の表明は審議に大きな影響を与えた。その一人、自民推薦の長谷部恭男・早稲田大教授も大きな変化を目の当たりにした。

 憲法審査会の自身の発言への想像以上の反応に驚いた。「法案に対する疑念が国民の間に大きく膨らんでいたから」と振り返る。だが「きっかけ」に過ぎないとも思う。

 8月30日、国会議事堂前を12万人(主催者発表)が埋めたデモに足を運んだ。「普通の人間がポッと出かけられるデモなんて、今まで無かった。動員でもないのに、市民が自分の判断で声を上げることは、とても重要だ」と話す。

 デモのうねりを「カウンターデモクラシーの発露」と感じる。「現実の民意と議会の多数派の意図が大きく乖離(かいり)する時、外側の民意に配慮するのはまっとうな民主主義だ」

 安倍政権の手法は「立憲主義への重大な挑戦」と考える。「長年繰り返し確認されてきた憲法解釈を一内閣の判断で変える。集団的自衛権の行使が認められないという9条の解釈を変えられるなら、どんな憲法解釈も変えていいことになる」

 政府は「安全保障環境の変化」を強調する。しかし、「具体的にどう変わったのかの説明がない」。ホルムズ海峡の機雷掃海や米艦防護について「現実には必要性がないと政府が認めている。必要性も合理性も無い法案だ」と指摘する。

 法案が成立しても、選挙も訴訟もある。まだ希望は捨てていない。(後藤遼太)
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その通り。憲法学者達はもう訴訟の準備を始めているとか。
来年の夏には参議院選挙もあります。総選挙もそのうちあるでしょう。そのとき自民党と公明党をぎゃふんと言わせればいいのです。

長谷部教授が言うように、今回のデモは過去の安保闘争とは全く異なっていました。政党や労働組合の動員でなく、市民が誰からも強制されず自覚的に参加した運動でした。この新しい姿が、日本の未来を救うかもしれません。
Date: 2015/09/19(土)


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